トヨタホームの非常時給電システム「クルマde給電」とは

掌に載せた家のミニチュア

トヨタホームの非常時給電システム、クルマde給電とは、災害などもしもの時にマイカーから電気を供給できるよう蓄電しておく住宅システム商品のことを指します。
1995年に発生した阪神・淡路大震災の際に電気が復旧したのが約6日後、2011年に発生した東日本大震災では約7日後、2016年に発生した熊本地震では約5日後です。いまや生活には欠かすことのできない電気が何日も使えない状態になると、生活が不便になるだけではなく健康上の問題が発生する方もいるでしょう。電気が当たり前に使える生活をしている現代人の、いざという時の味方が、このトヨタホームの非常時給電システムクルマde給電なのです。

クルマde給電を使用した場合、400wの消費で約4.5日間の電力供給が可能になります。万が一、電力供給が停まった場合でも厳しい寒さや、うだるような暑さをしのぐことができ、冷蔵庫では新鮮な食品を保存することが可能です。またスマートフォンやパソコンも使用できるので、世の中の情報を知る、連絡を取るなど、安心して生活できます。
もし災害が起こった場合、小さな赤ちゃんやペットを連れての避難所への避難は躊躇してしまう人も多いでしょう。しかし、在宅避難することができれば感染症予防にもなり、自分の生活をあまり変えずに済みます。また、避難所生活で最もストレスになることはプライベート空間がないことですが、在宅避難であればプライベートは今まで通り守ることが可能です。

蓄電方法は住宅側についているスイッチを切り替え、住宅の給電インフレットと車のコンセント口を接続用ケーブルでつなぎ、スイッチを入れるだけで車に電力が給電される仕組みになっています。
対応車種も多く、コンパクトカー・ミニバン・セダン・ワゴン・SUV・小型モビリティなど、それぞれから数種類の車に給電機能が搭載されているので、クルマde給電を利用したい、自分の好きな車に乗りたい、このどちらの希望も叶えられることが人気の理由のひとつです。ただし、クルマde給電が採用されていない住宅の場合は、充電設備工事が必要になります。

また災害時だけではなく、アウトドアでの給電方法としてもクルマde給電は活躍しており、海や山、キャンプなどのレジャーを楽しむためのツールとしても人気です。
“移動可能な巨大バッテリー”であるクルマde給電は、USB対応している充電機器の使用だけではなく、家庭用コンセントにつないで使用するホットプレートやテレビゲーム、ドライヤーなども使えます。アウトドア初心者の方もクルマde給電を利用することで、気軽にアウトドアを楽しむことが可能です。

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