初めて住宅展示場に行く時の予備知識

家づくりを始める際は、まずインターネットを見て住宅やハウスメーカーの情報収集をしてから、実際に住宅展示場に足を運ぶ方が多いでしょう。他にも、さまざまなスタート方法がありますが、初めて住宅展示場に行く時には予備知識を入れておく必要があります。もしも予備知識がない状態で住宅展示場に行ってしまうと、結局何も得られないまま時間と体力だけを消耗してしまう結果になりかねません。

住宅展示場見学を行い家づくりに活かすためには、自分の理想に沿っているハウスメーカーを事前に調べて3社ほどピックアップしておくことが最も重要になります。住宅展示場は広い敷地内にたくさんのモデルハウスが並んでいるので、目的がないまま行ってしまうと、どこに行ったらいいのか、どこに何があるのかがわからず、ただ無駄に時間を使ってしまう可能性が高いです。
モデルルームを見学する際は、だいたい1社あたり1~2時間は必要になるので、限られた時間の中で見学できるのは一日せいぜい2~3社だと考えられます。時間をかければかけるほど疲れてくるので、何を選んだらよいのか、自分の求めているものは何なのかがわからなくなることが多いです。その結果、予算に合うモデルハウスで営業を受けた際に、よくわからないからもうここでいいかと妥協してしまい、何となく決めてしまうことになります。

そうならないためにも、展示場に行く前にはメーカー各社のカタログを取り寄せておくことがおすすめです。そして、できれば簡単な設計プランや見積もりを取り寄せておくと、見学の際に見積もりをつくる時間が短縮されるため、効率的に家を見ることができます。
さらに見学当日までに、自分が求める理想のマイホームの条件や希望を整理し、書き出しておくと良いでしょう。モデルハウス見学の際には、その場で具体的な内容の打ち合わせが始まることも少なくありません。そんな時に希望条件を整理したメモを用意しておけば、ヒアリングにかかる時間を短縮することが可能です。
また多くの住宅展示場では、週末になると子ども向けのイベントが開催されることがあります。子どもを連れて訪れる際には、参加したいイベントの有無や開催時間、人数制限等をしっかり確認し、その日の動きをスケジューリングしておくことがおすすめです。

住宅展示場に行くと、さまざまなモデルハウスが見られるので想像が膨らみ、楽しい気持ちになります。しかし、1社見るだけでもかなりの時間と体力を使うことになるので、初めて住宅展示場に行く際には事前に予備知識を入れておくことが重要です。

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